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事故、その後 [事故2011]

昨日(5日)は、久しぶりにいつもお世話になっている自転車仲間Team URIBOZの宴会でした。前日の会社のお客様との飲みによる二日酔いで、参戦前から不安な体調でしたがもの凄く楽しめました。

その中で「『三ヶ月』から更新してない」と批難されてしまいまして・・・まあ批難というよりは心配して頂いていたのだろう、という事で反省しつつ帰途へ着きました。

という事で今更的な部分もありますが、事故のその後の経緯でも。

事故当初、保険会社の担当者から最初の電話があった時に「先方は責任割合50:50と主張しています」と連絡があった時には交渉以前に怒りに震えましたが・・・。
この50:50という主張は、どうやら加害者(クルマのドライバー)は私が70km/hというスピードで走ってきたために事故が発生した、という事を根拠にしているようです。
下り基調とはいえ、1~2%程度。しかもロングライドの途中。例えて言うのであれば、私がマラソン走っている途中で100mを10秒で走ったと言っているようなもの。元々不可能な上に更に有り得ない状況を主張。しかもぶつかるまで一切私の存在に気づいていない加害者が。ちなみにGarminのログ上でも30km/h前後で走っていることが記録として残っています(現場の制限速度は40km/h)。
この電話の当時、保険会社の担当者がどの程度事故の状況を把握していたのかは知らないけれど、例え私が重度の過失である大幅な速度違反を犯していたとしても、70:30までのハズなのに。これを平気で伝えてきた担当者の良識は疑いたくなります。

結果としては、特に長々と交渉を行うこともなく以下のようになりました。
1. 過失割合は100:0(当然、私の過失が0です)
2. 自転車の修理代金に関しては、自転車屋さんより頂いた修理見積もりの満額支払い
3. 物品(当時身につけていたもので、傷が入ったり、使用不能となったもの)に関しては、使用年月応じて減額されて補償。ちなみにウェア類、シューズは年17%、サングラス、バッグは年10%の減額。
4. 治療費、交通費は支払い分全額(当たり前)。その他慰謝料と休業補償。

1の過失割合は、優先道路の状況から判例では90:10だそうで少し覚悟はしてましたが、電話があった時に「自分の過失はない」と主張したら何故か通ってました(註1)
2の額に関してはもちろん不満なし(註2)
3は購入から事故時点までの経過年月で減額されてますが、こんなものかと。
4の慰謝料は良く分からんけど、ネットなどで見るものと遜色はなかったので。休業補償は事故前3ヶ月に貰った給料から1日あたりの給料を計算して算出。私の日給ってこんなに低いっけ、と思うような額、と思ったら一ヶ月30日で計算してやがります。稼働日は22日程度ですけど。まあ余って捨てる有給休暇の金銭化と思えばいいか。無理しないでもう少し休めば良かったとは思いましたが、そうそう休んでいられる状況なんてないですね。

(註1)過失割合は何も考えずに0と言った訳ではなく先方の著しい過失(ぶつかるまで私に気づかない前方不注視)があったための主張。その他判例に書かれている基本割合の算出基準に関する事項などを加味すれば、0でもおかしくない、として主張する予定でしたが、何も言わないうちにあっさりと受け入れられてました(加害者側が了承したとのこと)。 その他、イロイロと下調べもしてましたが・・

(註2)Webなどで実例を探すと、「自転車の減価償却は2年なので、それ以降は価値が0」など全く根拠もない事でゼロ査定になったりする例とかが多く、イロイロと交渉時に主張すべき内容をまとめてたりしましたが、全く交渉なしで上記の内容なのでかなり拍子抜け。
ちなみに、自転車屋さん曰く、全て修理で部品代として出すのが良いらしいです。クルマの事故でも部品交換費用は古い車だからと言って、車両評価額を超えなければ下げられることはないですので(私の自転車の車両評価額をどう算出したのかは不明だけど)。



今回の経緯から言えるのは、事故の被害者は保険会社にとって客でも何でもない存在だということ。例えば保険会社のWebを見ても、契約者(今回の場合、加害者)が問い合わせをするページはあっても、お金を請求する被害者が問い合わせるページは一切ない。保険会社から見て、被害者側は特にお金を払ってくれる(保険会社にとって利益が発生する)存在ではなく、お金を支払う(保険会社にとっては損失が発生する)存在ですから。
最終的には私から催促をしなければ、交渉すらスタートしてなかったし。


いずれにしても無事に慰謝料、賠償金などの振込も無事に終了。ようやく自転車の買い替えのメドも立ちました。・・が、10月。各社2012モデルへの更新時期で買う物がありません。愛車Cervelo S1も2012ではラインナップから外れて無くなってしまいました。
現状で何を買うかは、全く見通し立たず。。事故の示談交渉とは違い楽しんでやっていますが・・


そろそろ復活しますので、また皆さん一緒に走って下さい。

三ヶ月 [事故2011]

事故から三ヶ月経過。一つ前の記事が「一ヶ月」というタイトルなので、ココも二ヶ月ほど放置しているようですね(汗。
私の身体の方は、ムチウチの方が気温の変化などで微妙な症状(と言っても普段の肩こりと何が違うかは分からない程度)が出てて、この一ヶ月あまりは2〜3週に一度お医者様と相談をしていますが、とりあえずは大きな問題ではないような感じ。

前回記事以降の経緯は以下の通り(事故一ヶ月までの経緯はコチラ)。
6/28(火) 依頼していた自転車の修理見積もりが自転車屋さんから届く
7/13(水) 久しぶりに保険会社から電話があり、事故の調査会社の担当が入院したので時間がかかるとの連絡。

以上。

調査会社の方は、今回の事故で関わった人の中で唯一と言っていいくらい良い人だったのですが・・・保険会社的にはこんなんでいいんですかね。
保険の交渉って、こんなダラダラしているものなんでしょうか? 完全に一ヶ月以上放置されたまま。壊れている事を証明するために、勝手に修理を始めてはイケナイ的な話も聞くので、自転車の修理も出来ないまま。
このままでは、事故の後遺症だの関係なく別の身体の不具合が出るんじゃないかと思う今日この頃。

一ヶ月 [事故2011]

事故から一ヶ月。
そろそろ何か書いておかないと、死んだんじゃないかとか、後遺症で苦しんでるんじゃないか、とか思われてしまいそうな気が・・無事に生きております。
私の体に関しては、派手な3ヶ所の擦り傷も完治し、残るはムチウチ症状と右足首の捻挫くらい。
ムチウチに関しては、頭を後ろ、左右に動かさなければ、気にならない程度。足首の捻挫は、もともと足首を内側にねじらないと痛まない程度。歳のせいか回復は遅いですが、少しずつ快方にむかってます。

一番回復しないのは「ヤル気」ですかね。梅雨な事もあって、休日に何かしようとする元気がありません。

さて、事故の後の経緯は、というと・・・
5/21(土)事故→病院→警察で調書作成→帰宅
5/23(月)地元の病院で診断書を書いてもらう必要もあり通院開始。
     相手方保険会社の山梨から電話。私の地元の神奈川へ移管するとの連絡
5/24(火)保険会社の神奈川から電話連絡。同日、相手方からも電話あり
5/28(土)警察で保管されている自転車を引取りに行ったものの、担当者不在で空振りの帰宅
5/30(月)保険会社から、事故の調査を調査会社に依頼すると電話。私の電話番号を知らせる旨の了承
6/ 2(木)警察から「早く自転車引きとってください」と連絡。
6/ 7(火)、6/8(水) 調査会社から一回ずつ電話があるものの、所用のため出られず。
6/14(火) 調査会社から再び電話があったものの、所用のため出られず。
6/15(水) 出張ついでに自転車をようやく引き取る。25日ぶりの再会。
6/17(金) やっと調査会社と連絡がつく
6/18(土) 調査会社の方と会い、ようやく事故状況の説明
6/19(日) 自転車の修理見積もりを自転車屋に依頼

で、イマココ・・・

という状況。特に6月に入ってから遅々として進んでませんね。
イロイロと係争事になりかねない可能性も含んでいる(かなりとんでもないことを言われています)ので、現状で詳細には書けません・・・と、いいつつtwitterではつぶやいて、じゃなくて、叫んじゃったりしてますが。。。

自転車の修理見積もりを作ってもらっていますが、ざっと見たところで被害を受けたパーツはこんな感じとの事。
・サドル
・シートポスト
・Rディレイラー
・Rディライラーハンガー
・クランク
・ハンドル
・バーテープ
・左右STIレバー
・フロントフォーク
・ペダル

さて、何が残っているでしょう?
もちろん、更に調査して歪んでたりするパーツがあれば更に追加となります。

ちなみに、サドルはこんな感じ。
SN110621a.jpg
なぜ、ここまで、という感覚ですが。。


自転車の回復にはまだまだかかりそうです。
いずれにしてもムチウチが完治しないうちは自転車に乗れませんね。。

まあ、しばらくはのんびりと過ごす事にします。今年の夏が昨年並みに暑かったら、復活は秋!?

道志から山中湖、都留、そして・・・その2( 改訂版) [事故2011]

(承前)
・・・で、事故りました@都留。。。。。

状況はというと国道139号(優先道路)を30km/h位で走っている私の目の前に、左側の道から突然右折で139号に入ろうとした車が出てきて、その段階で既にブレーキは間に合わず、減速しつつ回避しようとしたものの、ちょうど車の前に出てしまったところで車が加速してきて激突。
原因は完全に車側の確認不足。右折をするために左側を見ていて、私の近づいていた右側は一切見ていなかったとの事。
交差点では注意して通る義務はあるので、法律上は私の過失もあるのですが、普通は減速なんてしないような交差点(脇道は自動車と自転車がすれ違う時もかなり減速しなければいけないような狭い道)。

イロイロと言いたい事はありますが、相手もある話なので、この程度で。
避けられない事故に巻き込まれる事もあるんだ、という事を身体で学んだのが今回の唯一の点で、唯一の回避方法は自転車に乗る事を辞める事ですが、これも現在は特に考えていません。

倒れた瞬間に頭を打った(ヘルメットは当然被ってました)のは分かったので、とりあえずは道路に寝転がっていて救急車で運ばれて(人生初)、CTスキャンとレントゲンを撮り、擦過傷のとりあえずの処置。
警察に戻って現場検証と調書作成が終わって19時過ぎにようやく解放されました。頭を打っているので当然自転車に乗っては帰れないので、電車で帰宅。

という事で現在まで分かっている被害状況
・ムチウチ症
・擦過傷(病院では右肘、右大腿部の2カ所と思っていたけれど、膝にも小さいのがあった)
・右足首ねん挫(軽度)
・大腿部内側打撲(フレームが当たった?)
・ヘルメットは割れた(お仕事をしてくれました)

とりあえず、ムチウチで身体を起こしたりするのに不自由なのと、擦過傷の後が痛むくらいで、生活にはあまり大きな支障はないです。
今一番心配なのは、警察署に置いてきた自転車の損傷具合。パッと見は特に壊れていませんでしたが、ボトルにべったりとコールタールのような物がついてたり・・・

ムチウチ、ヘルメット、自転車の損傷などなどあるので、少しの間乗れなくなると思いますが、精神的ダメージが大きくならない限りは、近いうちに復活します!

おまけ。。。
●事故後警察に電話してくれた方、「自転車乗ってた20代位の方が倒れています」って年齢間違い過ぎです。
●搬送された病院で対応していただいた先生は、たまたま「筑波耐久」のイベントで、イベントドクターをされている方だそうです。
●CTを撮る前に「まず靴を脱がせましょう」という話になったものの、ロードシューズの脱がせ方が分からずにあたふたしてました。こちらはまだ頭を動かしてはいけない状態(未確認のため)だったので自分では脱げないのでストラップの外し方を説明しましたが、ちょっと締められたり・・
●警察署に自転車を運んでくれた警察の方、ペダルがおかしいので部品が落ちたのかと思いしばらくまわりを探してくれたそうです。元々その形(SpeedPlay ZERO)ですよ。。

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